ギャラリー#12

そうなの、この間の知り合いのパーティーよ。そんな事ない。今までに何度か見かけたことあったけど何にも思わなかったし。むしろ私の苦手なタイプだと思っていたわ。久しぶりに会った友だちとテーブルの奥で話している時にシャンパンを取りに来た彼が近づいてきた。その時なの、何と言ったらいいの？ 洗練された都会的な感じなのにほんのり優しく漂うローズの香り。知らないの？ 私の大好きな香りなのよ。その香りが私を優しく包みこんだように感じたわ。ほんの少しの間、ほんの一瞬だけど私はどこか違う世界に入り込んでしまったのかも知れない。そんな戸惑う私を見て彼は微笑んだの。彼はまだ私を見つめている。どうしても知りたかった、知らなければならなかった。だから我に返った私は一歩踏み出して彼に問いかけた「この香りはアナタ？」私の言葉に少し目を細めた彼は私に言った「そう、今日のこのパーティーにはアーバンローズジェントルが合うと思ってね」

なぜ？どうして？ 私が私じゃなくなってる。この気持ちの高ぶり。何も思わなかった。苦手なタイプなのに。ウソじゃない、ほんとだった。でも気持ちとは裏腹にこの香りと共に彼に優しく包まれたいという衝動が胸の奥に沸き上がってくるの。あぁ、どうしてなの。アトラを使ってるなんて、アナタはとてもズルい人…
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#香りを武器にする
#薔薇の香りを纏う
#都会の紳士
#引き寄せられる
#もうメロメロ
#この続き
#野暮な事聞くんじゃない
#攻めよ男たち
#クールな男の三種の神器
#その中のひとつ
#ATTRA
#フレグランスバーム
#アーバンローズジェントル
#仮に彼女が振り向かなくても
#一切保証は出来ません
#あしからずご了承ください